ながしながされ

ナガ氏が、釣り、自転車、料理、アウトドアグッズなどを紹介したりしなかったり

※当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

「風の谷のナウシカ」を読むまでの前日譚

少し前の漫画の一気読みというはてなブログのお題に関して、わたしは学生のころに読んだ「ゴリラーマン」を取り上げてみたけど、他の人はどんなのを一気読みしているのか見てみたら、たまたまわたしが見たところに「風の谷のナウシカ」をあげている人が何人かいた。

nagask-441.hatenablog.com

風の谷のナウシカ」は、わたしにとってはかなり難解なストーリーで全く一気読みができなかったということを思い出した。

これについてちょっとした思い出話があるので書いてみようと思う。

風の谷のナウシカ」のアニメ映画が原作の一部であるということは知っていた。
だいぶ前の話で、後述の話が8~9年前なので、少なくともそれよりもっと前であることは間違いないのだけど、職場に近いところにあったヴィレッジヴァンガードにたまたま入ったところ、山積みになっていた「風の谷のナウシカ」を見かけ、そのうち読むこともあるだろうと箱入りのなかなか重い7巻セットを買って持ち帰った。
※実際に重さをはかってみたら、約2150gだった。

f:id:nagask_441:20210708104618j:plain

それで結局はその後全く読むことがないまま放置されていたけど、とある事情で読む機会に恵まれた。
『恵まれた』というのは適切ではないかもしれない。
というのもそれは病院への入院だったからだ。

先に書いたように今から8~9年くらい前のことになるだろうか、話は後厄のときに起こったことである。
前厄の年も本厄の年も特に何事もなく平穏に過ごし、後厄の年もそこまでは平穏だった。
なんならその時期は仕事もそれなりに忙しく充実しているくらいに思っていたのだけど、後厄の年の最後の最後の12月に肺化膿症という病気で入院することになった。

肺化膿症という病気についてざっくり書いておくと、要は肺炎がレベルアップしたヤバいやつで、セキや肺の痛み、発熱なんかの症状が一般的らしい。
わたしの場合、発熱が全くなかったことが、今思うと悪化した一つの要因だったかもしれない。
というのも熱があれば、熱っぽくてだるいという症状も出るだろうし、会社も休もうとか思うところ、熱が無くてセキがちょっとひどいくらいだったので、仕事が忙しかったこともあり、ちょっと無理をしてしまった。
ちなみに、病院に行こうと思ったのは、ゲホッと咳込んだときに血痰が出たからだった。
それでさすがに血痰が出て、これ絶対ヤバいやつじゃん、結核だったらどうしようとか思いながら、休日やっている病院に行った。
(瘴気が)「少し肺に入った」とか言う余裕はなかった。
病院ではCTだったかMRIだったかを撮られて、その画像を見た先生から紹介状を書くので呼吸器系の専門がある病院に行くように告げられた。

そして週明けに呼吸器系専門の病院に行くと、様子見ということで仕事には行ってもいいけど、安静にして抗生物質を飲んで、また翌週来るように言われた。

翌週、あまり自覚症状に変化はなかったけど、実際は悪化していて、これ以上悪くなると手術が必要になると言われ、そのまま入院することになった。
そのときのレントゲン写真は今でも覚えているけど、素人のわたしが見てもはっきりとわかる白い塊が右肺に写っていた。

そのまま入院するといっても、普段着で行っているので着替えや洗面用具もないし、自動車で行っていたのでそのまま駐車しておけないしで、一旦自動車で家に帰った。

そして、家に帰ってから病院でもらった入院に必要なものリストみたいなやつに書いてあるものを用意して、カバンに詰めた。
このときが初めての入院だったけど、ふと「入院中って寝る以外になにやるんだろ?かなり暇なんじゃないか?」と思い、本でも読むかとクロモリ自転車のムック本と一緒に用意したのが、「風の谷ナウシカ」だった。
数冊のムック本と箱入りのナウシカは、これから入院する病人が運ぶには少し重かったので、玄関に置き、奥さんに後で持ってきてとメールを送った。

結局、それから2週間も入院することになるのだけど、その間にナウシカの難解なストーリーを何度も読み返すことができ、だいぶ理解はできたとは思う。
全7巻だけど、巻ごとにページ数がまちまちで厚さが結構違うというのは、久しぶりに箱から出してみて思い出した。

f:id:nagask_441:20210708104636j:plain

入院中のこと、風の谷のナウシカ(原作)のことについては、ブログネタが思いつかないときにでも書こうと思う。
最近はほぼお題しか記事にしていない状況ではあるけど、少なくとも週1で記事を継続して書けているのは、すぐに飽きるわたしとしては悪くない感じである。

 

これから購入する人はそこそこ重いので通販がいいと思う。

 

終の棲家でないならば

今週のお題「住みたい場所」

そこに住み続けて、仕事にも行くとなると、インフラが整っていて、交通の便が良く、買い物もそこそこ近所で足りるような、いたって無難なところを選ぶけど、短期間、せいぜい長くても4~5年ということであれば、島に住んでみたい。

それもできれば鉄腕DASHのDASH島とか、アイアム冒険少年の脱出島みたいな無人島が理想。
今週のお題「住みたい場所」の他の人の投稿を見たら、田舎暮らしは結構あったけど、わたしがチェックしたタイミングでは無人島って多分なかった。
無人島っていう投稿はたくさんあって、他の人とネタがかぶっちゃうかなくらいに思っていたのでわたしにとっては意外であった。

昔から「無人島に一つだけ持っていくなら」という問いがある。
わたしなら全く面白みの回答だけど、現実的なところでやはりナイフかなと思っている。
ただ何をもって「一つ」というのかは微妙だとその問いを初めて聞いた時から思っている。
例えば(ウェンガーのマルチツール・・・と書いて、ウェンガーで検索したら2013年にビクトリノックスに統合されていたのね。)ビクトリノックスのマルチツールは「一つ」というカウントでいいのかとか、釣り具を持っていくとして竿とリールはどちらかしか持っていけないのか、では釣り糸はどうなるのとか「一つ」を「一つの機能だけ」と考えるのか、「1セットのものでもOK」と考えるのかでだいぶ話は変わってくる。
まぁ実際に何か一つしか持っていけない状況で無人島に行くことは絶対ないから正直どうでもいいんだけどね。

逆に仕事を何もしなくていい状況で無人島に1年間住むとして、何でも持って行っていいならば何を持っていくのかをちょっとだけ考えてみた。

まずは刃物類一式(ナイフ、ナタ、のこぎりなど)は、料理、拠点づくりなどで確実に必要だろう。
あと小型のチェーンソーくらいはあった方がいいか。
下のは右からボーズレスMURAMASA(サカイのサビナイフと多分同じもの)、シルキーナタ、同じくシルキーのノコギリ。

f:id:nagask_441:20210706113243j:plain

続いてテント、タープ、マットなど、これは拠点がある程度住むことができる状況になるまではあった方がいいかと。
1年間となるとずっとテントはつらいと思うので、最低限の雨風をさけることができる程度の居住スペース的なものは作りたい。
下のは最近コストコで買って、まだ未使用のエアーマット(電動ポンプ付き)。
わたしの記憶が正しければ、わたしが買ったときはたしか2980円。
だいぶ安かったから買ってみたけど、耐久性とかはどうなんだろう。
箱にはリュックを背負った人が写っているけどまぁまぁ重いぞ、これ。

f:id:nagask_441:20210706113246j:plain

趣味と実益を兼ねて釣り具一式は絶対に持っていく。
貴重なたんぱく源としても魚を取ることは必要だけど、基本的にはダラダラと一日中釣りをする生活が希望。
下のは最近出番が多いコンパクトロッド、トラギアのCHIBIとPROXのテレショーティー
テレショーティーは専用のケースが付いてくるけど、実は折り畳み傘収納用の袋にいい感じに収まる。

f:id:nagask_441:20210706113239j:plain

一年間となると畑で作物を作ることもできるだろうから農作業の道具は必要となるか。
ホンダが出しているカセットガスで動く耕運機とかあるといいかな。
一応シーカヤックで1時間くらいのところにある有人島に買い出しには行けるという設定にしておこう。
なので畑の作物が実るまでは、購入した野菜や島の野草で野菜を摂取する。

あ、ならばシーカヤックはいるか。

発電機と充電器もあるに越したことは無いだろう。
下のは本当はこの上位機種の500Whのが欲しかったけど、予算の都合でこっちになったポータブル電源Power ArQの300Wh。
キャンプ以外にも停電時などの非常用として購入したが、非常用としての出番はないことを望む。

f:id:nagask_441:20210706113249j:plain

電気が使えるならばスマホとノートPCも持っていけるか?
電波はつながるという設定で・・・後付け設定多いな。

その他あったほうが便利な小物類、例えばアルミホイルやラップ、虫よけ、虫刺されの薬、調味料などもあるだろうが、これは有人島に必要に応じて買いに行くということで、おおむねこんなものがあれば、1年間くらいは無人島で快適に過ごせるような気はする。

さて、妄想はこれくらいにして、昨年はソロキャンプに行かなかったから、今年は一回くらいは行こうかな。

 

わたしのMURAMASAふるさと納税でゲットした。

テレショーティーはエクステンショングリップが付くのがポイント。
コンパクト重視の振り出し竿なので硬さとか調子とかを気にしてはいけない。

ホントはこっちが欲しかったPower ArQの500Wh
こっちはハンドルが収納できるのもいい。

 

「猫」というドラマを今更ながら見た

最近ドラマをリアルタイムで見ることがほとんどなくなった。
別にネットで見るとかではなく、普通に録画して後日時間があるときに見ている。
たまに録画し忘れてTverとかで見ることもあるけどね。

録画をするだけして見ないということも結構ある。
見なかったものはたいてい番組改変期に一気に消してしまうのだけど、なんとなくそのうち見るかもしれないと残しているものもある。

昨年の11月くらいに放送していた「猫」というドラマもなんとなくそのうち見るかもしれないと残していたもので、今回はそれを今更ながらまとめて見てみた。

この「猫」というドラマは、テレビ東京のドラマ25という金曜深夜(正しくは土曜未明か?)の深夜ドラマ枠で放送していたドラマで、30分で全6話。

ウィキペディアの内容を抜粋すると「余命宣告を受け、自らの死と向き合おうとする女性とその日暮らしの毎日を送る男性が猫を通じて出会うラブストーリー」という話でアラフィフのオッサンが好んで見るような話ではないけど、なんとなく見てしまった。

”なんとなく見てしまった”理由は実はわかっている。
ちょいちょい見たことのある風景が出るからだ。
知っている場所が出ると、それだけで見てみようという思いがアップする。
最近だと、「ゆるキャン△(アニメ/実写)」とか「スーパーカブ(アニメ)」とかもそんな感じで見た。

で、今どきはドラマのロケ地職人とでもいうような方々がたくさんいるので、「猫」のロケ地も検索したらすぐに出た。
わたしが知っている三浦半島の先っぽの三崎のあたりがロケ地として多く使われていた。

三浦半島は海岸線沿いにそれほどアップダウンがないため、比較的自転車で走りやすく、わたしも何度も自転車で走っているし、車でドライブに行ったりもする。
ドラマで一番登場する回数が多いバス停は実は見たことがなかったけど、そこは前述のロケ地職人の方々の情報で、諸磯のあたりということが分かった。

この「諸磯」という場所は、位置的にはマリンパークなどがある油壷に近いところなのだけど、三浦半島をぐるっと一周しようと思うと、メインの道筋から外れないとたどり着けないところなので、自転車では行ったことは無かった。
そういえば油壷マリンパークが今年の9月いっぱいで閉館なんだな。
最近は行っていないとはいえ、回数的には一番行っている水族館だと思うので、さみしさはある。

ちなみに「諸磯」で検索すると、何か事件があったような言い回しをしているサイトが結構あったので、「諸磯 事件」で検索するとあっさりと出た。
惨劇といっていい猟奇的な事件があったのが「諸磯」だった。
あの事件からもう20年以上が経つのか・・・

話を「猫」に戻して、主演の女性を演じているのは、小西桜子という女優。
超絶美人というわけではないけど、かわいい感じで雰囲気のある女優さんなので、他にどんなのに出ているのかウィキペディアを見てみたら、ネメシス第5話に出ていたらしい。
たしかにその回で頭悪そうな男のカノジョで頭悪そうな女役の演者さんがいて、端役にしてはかわいいと思ったものの、全然雰囲気が違うので全く気付かなかった。
・・・女優恐るべし。
ネクストブレイク枠というかこの先注目の女優さんだな。

主演の男性を演じているのは、前田旺志郎という俳優。
この前田旺志郎くんって「まえだまえだ」の弟のほうなのね。
「まえだまえだ」はクソ生意気なガキどもだと思っていたけど、2人とも成長してちゃんと俳優やっているってすごいな。
たいていのクソ生意気なガキはクソ生意気なままフェードアウトして、あの人は今みたいな番組か、なにかつまらない事件を起こすかしないと、大人になった姿をテレビで見られないものだけどね。
特にこの弟のほうは慶応大学に行っているって、どんだけ立派に成長しているんだよ。

ドラマのストーリーは、冒頭のウィキペディアの抜粋に書いた通りなのだけど、実際は「あれ?そうなっちゃうの?」みたいなストーリー上の転換点がある。
だいぶ前に放送済みのドラマとはいえネタバレするようなことを書くつもりはないけど、ドラマの原案が北村匠海がボーカルをしているDISH//の「猫」という歌ということなので、歌詞通りのストーリーではないにしても、やっぱりそうなっちゃうんだという感じがしないでもない。

ちなみにDISH//の「猫」が主題歌で、エンディングではDISH//のメンバーが諸磯港の堤防で歌っている。

一気読みというと雑誌ではなく単行本かな

今週のお題「一気読みした漫画」

父親が漫画好きだった。
球漫画、特に水島新司が好きで「あぶさん」、「野球狂の詩」なんかが本棚に並んでいた。

なので漫画を家で読むことに支障はない環境で育ち、中学、高校、大学時代はわたしも週刊少年ジャンプを買っている漫画好きだった。
当時はいわゆる少年ジャンプ黄金期で、「スラムダンク」、「ドラゴンボール」、「キャプテン翼」、「幽遊白書」などはリアルタイムで見ていた。
そして、大学生になってからは、後輩が買っていた少年マガジン、少年サンデー、ヤングジャンプビッグコミックスピリッツなんかも回し読みで読んでいた。

お題の「一気読みした漫画」ということになると、なんとなく週刊の漫画雑誌ではなく単行本というイメージが思い浮かんだ。
だとすると少年ジャンプではなく単行本である程度まとめて買った本、そしてやはり今ではなく学生のころの話になる。
単行本で何冊かまとめて買ったもので印象深いのは「ゴリラーマン」という漫画。
当時、いろいろなヤンキー漫画があった。
何作も映画化された「ビー・バップ・ハイスクール」、少し前になぜか急にドラマ化されて話題になった「今日から俺は」、ジャンプ黄金期のヤンキー漫画の代表作「ろくでなしブルース」などがあった。
「ゴリラーマン」も最後は最強の四天王と対戦するみたいなヤンキー漫画の典型的なストーリーになるのだけど、他のヤンキー漫画と比べると高校生の日常生活のゆるい場面が多く登場していた。
そして主人公がゴリラ似のほぼ無表情で、最終回の最後の最後のコマまで一言もセリフをしゃべらないという変わった漫画だった。

就職して一人暮らしをしてからは漫画を読む機会がなくなった。
週刊で発行される漫画雑誌を買うこともなくなった。
ネットでアニメを見ることはあっても、漫画を見たことは無い。
漫画自体を嫌いになったということは無く、王様のブランチなんかの漫画コーナーで紹介される漫画や宝島社の「このマンガがすごい!」で選ばれた漫画などを買おうかなと思うこともあるけど、実際に買うところまでなぜかいかない。
最近だと「SPY FAMILY」という漫画を買おうか迷っていて、結局買っていない。

ちなみに娘はわたしとわたしの父親の漫画好き遺伝子を受け継いでいる。
わたしは「ハイキュー!!」はアニメでは見たけど、漫画は見ていない。
漫画を読まなくなった理由の一つは、コミックサイズの大きさの本は老眼にはつらいというのはあるかも。
実はこの「ハイキュー!!」は、パラッとめくってみたのだけど、「字ちっちゃ!」ってあきらめた。

f:id:nagask_441:20210628102130j:plain

わたしも何かないかと探してみたら、いつ買ったのか思い出せないくらい前に買ってだいぶ日焼けの進んだこの2冊があった。
西風という漫画家の「GARAGE」と「DEADEND STREET」といういわゆるヒストリックカーを扱った漫画。
同じく西風が書いた「GT roman」という漫画がたしかあったと思って探したら、それは実家に置いてあるようで、手元にあったのはこの2冊だけだった。
これは今読んでもちょっと面白い。
いずれブログネタが無くなったときに紹介する機会もあるかもしれないので、内容についてはここでは触れないでおこう。

f:id:nagask_441:20210628102125j:plain

 

 

 電子書籍もあるのね「GT roman」。

モノを買うという設定で

今週のお題「100万円あったら」

現実的なところでは、住宅ローンの繰り上げ返済とか、株や投資信託を買うとか、そのあたりなのかなと思う。
とはいえ、せっかくいただいたお題なので、100万円を上限としてモノ(※金券的なものや換金性の高いものは除く)を買うという設定を割と本気で考えてみた。

実は買うものはもう決まっている。
「キャンプ用小径自転車」だ。

フレームはブリジストンモールトンの非分割。
これもう販売終了しているけど、妄想するのは勝手かなと。
100万円を上限とした場合、予算的にお城製アレックスモールトンだといろいろ中途半端になりそうな気がするし、そもそもビビりなわたしではトラスフレームのお城製モールトンをキャンプ仕様で雑に使うことはできなさそうなので、F型のブリジストンモールトンが理想的かなと。
そういえばお城製モールトンって「スーパーカブ」っていうアニメで女子高生が乗っていた。
事故って廃車になったっぽいけど、あれって70万円くらいするんじゃねとか思って見てた。

さて、妄想ついでに、そんな構成で本当に自転車が組めるのかはわからないけど、パーツは以下のものを選んでみた。

ハブはGOKISO。
60万円を超えるチタンだと他のパーツが買えなくなるから、アルミで。

リムはあまりこだわりは無いけど、ブリジストンモールトン標準の17インチではなく、18インチかできれば20インチにしたい。
インチアップができるかどうか知らないけど、17インチだとタイヤの選択肢がなさすぎるから。

コンポはSRAMのマウンテン。
マウンテン系だったらシマノのXTRが間違いないのはわかっているけど、ひねくれものなのでSRAMのXX1の1×11で妄想を進める。

あと走り出すのに必要なものは、サドル、シートポスト、ハンドル、ステム、ケーブル類、その他小物といったところかな。
それとキャンプ用なのでキャリアやバッグ類をどうするかとか、バーレイみたいなトレーラーもつけるかとか、妄想は広がる。

とはいえちょっと飽きてきたので、ここまでざっくりいくらか計算してみる。
フレーム:ブリジストンモールトン(非分割式):119,048円
ハブ:GOKISOクライマーハブ(アルミ):269,000円
コンポーネンツ:SRAM XX1
 リアディレーラ―:51,700円
 クランクセット:91,300円
 スプロケ:63,800円
 トリガーシフター:28,050円
サドル:タイオガ スパイダーストレイタム(カーボン):20,900円
ハンドル・・・えっ?
ドロップハンドルで妄想していたけど、コンポをSRAM XX1にしたら、そのままではドロップハンドルにできないじゃん。
そもそもわたしドロップハンドルには使えない「トリガーシフト」とか選んでいるし。

とたんにめんどくさくなってきた。
ドロップハンドルはひとまず置いておいて、ここまで金額を書いたものを足すと、643,798円。
意外と使っちゃっている。
これは税抜きの金額なので、実質使えるのは残り25万円くらいか。
まぁなんとか「キャンプ用小径自転車」の形くらいは完成するだろう。
足りなくなりそうなら明らかに金額的に浮いているGOKISOのハブをやめればどうにかなるだろうし。

ということで「100万円あったら」、わたしは「キャンプ用小径自転車」を作ります。

一期一会(時計編 その2)

今週のお題「575」

『梅雨や 三掛け腕時計に散財』

梅雨の平日で空いているアウトレットモール、偶然その日オープンという時計店にて10本限定で70%OFF(=三掛け)という誘惑に負けて、予定にない腕時計をついうっかり買ってしまったという句。

この句のポイントは「「575」というお題に対して、破調にしたことの是非」とか「季語に「や」という詠嘆の是非」とか「助詞「に」の使い方の是非」とか夏井先生に言われそうと勝手にいろいろ想像してみた。
せめて「凡人」の枠にしてもらいたいところ。

さて、「一期一会(時計編 その2)」で紹介する腕時計はすでに決まっていたのだけど、つい先日、上で書いた通り70%OFFで時計を買ってしまい、お題の俳句も浮かんだことから、急遽繰り上げで紹介することになった腕時計がこれ。
TIMEXの・・・名前はよくわからないけど、TW4B09100というモデル。

f:id:nagask_441:20210616112455j:plain

この手のもの、つまりは購入を全く考えていなかったセール品などを見かけたとき、たいていはひとまず自制してきた。
具体的には、一度家に帰り、ネット情報などを調べてから、本当に買うべきものなのかを熟考したうえで、本当に欲しければ翌日買いに行くようにしてきた。
それで翌日買いに行ったときに売り切れていたとしても、縁がなかったとあきらめてきた。
少しの後悔もないとは言わないけどさ。

だがしかし、今回は70%OFFに完全にやられてしまった。
しかも、70%OFF後の価格が税込5940円と、6千円を切っていた。
もう、これは初代ゲーム&ウォッチ(たしか5800円)と大差ない価格なわけですよ、当時は消費税なかったし。
ちなみにわたしが初めて買ってもらったのは「ジャッジ」の前期型(緑)だったけど、こんなネタはアラフィフでも一部の人しかわからんかな。
話をもどして、これが50%OFF、もしくは1万円超えという価格であれば、冷静に踏みとどまること、つまりは自制することができたと思うんだけど、今回はダメだったなぁ~。

それで、今更ながらこの時計について調べてみたところ、公式HPでは米国本国も探したけど見当たらなかった。
アウトレットモールの店頭で格安で売っているのだから、現行モデルではない型落ち品なのだろうが、ユーザーのレビューみたいなものも見当たらない。
日本未発売という情報もあったが、ヨドバシカメラで「在庫残少」ながら販売しているようなので、日本未発売ということは無いだろう。
ちなみにヨドバシカメラでは12800円なので、わたしの購入価格の倍以上である。

TIMEXの場合、シンプルなデザインのミリタリー系のものが人気のようなので、この時計のようなクロノグラフでごちゃついているものは人気薄なのだろうか。
とはいえ、せっかく縁あってわたしのところにやってきた時計なので、レビューと言えるほど立派なものではないけど、簡単に説明だけは残しておこうと思う。

その状態をうまく写真で撮影できなかったので、文字盤に記載されている文字を写すにとどめるけど、この時計にもTIMEXの代名詞と言える文字盤全体を光らせるインディグロナイトライトの機能は備わっている。
なお、インディグロナイトライトで文字盤は光るけど、針やその他の部分に蓄光や蛍光の塗料は使われていない。
また、WR100Mとあるので、日常生活防水レベルの防水機能だと思う。

f:id:nagask_441:20210616112459j:plain

文字盤は黒で、文字は何色っていうのかな、ミリタリー系で使われるコヨーテタンみたいな色ですね。
クロノグラフとしてはシンプルな色使いでTIMEXらしい良い意味でチープ感があるデザインだとは思う。
あと、カレンダーも一応ついている。

f:id:nagask_441:20210616112502j:plain

ケースの大きさは、niteのMX10と比較すると若干大きいくらいで、男性用腕時計の標準的なサイズだと思う。

f:id:nagask_441:20210616112509j:plain

ベルトは黒の革製で白い糸でステッチが入っている。
結構厚めのデザインだけど、付け心地は悪くない。
今すぐにとは考えてないけど、いずれベルト交換はするかもしれない。

f:id:nagask_441:20210616112505j:plain

ムーブメントはクオーツだけど、どこ製かまではざっと調べただけではわからなかった。

ネット検索してもヒットしないような時計のレビューが誰かの役に立つとは思わないけど、わたしが購入した店舗で、これと同じ時計が10本、色違いでさらに10本で、合計20本が70%OFFで売られたので、わたし以外の19人の人たちにとっては、「おっ、これオレが買ったヤツじゃん」みたいなネタにはなるかと思う。
日に数人しか訪れないブログをその19人が見る確率は限りなくゼロに近いとは思うけどね。

ちなみに取扱説明書は「TIMEX manual」などで検索すると本国のHPがヒットするので、そこに「TW4B09100」と入力すると、クロノグラフの使い方と一般的な取説の2つが表示される。
どちらも日本語のものがあるので、それでたいていの使い方はわかる。

わたしはわたしで、この値段で買った時計なので、使い倒してやろうとは思う。
革ベルトだから、汗をかくようなスポーツシーン以外で、まずは使うことを考えている。

 

nagask-441.hatenablog.com

 

一期一会(時計編 その1)

「一期一会」の使い方として正確ではないかもしれないけど、人との出会いが一生に一度のことであるように、物との出会いも一生に一度で、そのとき出会わなかったら、そのとき買わなかったら、自分の手元にはなかったというモノって結構あると思う。
「一期一会」のタイトルでわたしのそんな所有物をいくつか紹介したいと思う。
・・・これで当面のブログネタには困らないかなと。

実は「一期一会(自転車編)」を先に書き始めていたのだが、文章が長くなりそうだし、写真を撮るのに自転車をきれいにしなきゃだしで、面倒になり、先に時計編を書くことにした。
まぁ時計編その1もだいぶ長くはなったが。

それで今回紹介するのが、このniteのMX10-212Sという時計である。

f:id:nagask_441:20210610151607j:plain

若かりし頃、腕時計は普段あまり身に着けず、せいぜいスウォッチを何本か持っているだけだった。
そんなわたしだったけど、大人になればロレックス、ブライトリング、グランドセイコーあたりのいわゆる高級時計の1本くらいは持っているだろうと漠然と思っていた。

アラフィフという年齢だけは大人になった今、結局、高級時計と言えるものは持っていない。
若かりし頃の自分にそんなに人生甘くないぞと言ってやりたい。

決して高級時計ではないけど、この時計にそれなりの思い入れはあるので、入手からその後あったちょっとした出来事までを書き残しておこうと思う。

この時計を買う前、時間の確認は携帯電話でしていた。
しかし、時間の確認はやっぱり腕時計だなとなぜか思い、ふと普段使いする時計が欲しくなり、ちょっとスポーティーだけど、ビジネスの場での使用にも十分耐えうるような時計を探すことにした。
具体的には、文字盤が白で金属バンド、あとあまり大きくなくて、デザイン的に変に主張しすぎるところのないシンプルなもの。
予算は5万円くらいまでを考えていたので、カシオのオシアナスなんかも候補として考えたけど、実は「ふと普段使いする時計が欲しくなった」ときよりもだいぶ前に既に気になっていた時計があった。
それがniteというメーカーの時計だった。

このniteというメーカーだけど、以前は日本国内に輸入代理店があったようで、そこと取引のある時計屋さんなどで販売されていたようだ。
niteについては、ネット上で英国陸軍特殊空挺部隊SAS」に採用されたという話も見かけるけど、この手の話はあまり信用のおけるものではない眉唾ものだとわたしは思っている。
ちなみにわたしがniteの時計を初めて見たのは、アウトドアショップだった。

そんなアウトドアショップでも扱いがあるような時計だったけど、代理店がいつのまにかなくなったり、一時期日本支店もあったようだがそれもなくなったりで、わたしが購入を考えた当時ですらあまり見かけなくなっていて、今に至っては日本国内における新品の店頭販売はおそらく無いと思う。

ちなみにわたしが入手した時期を取引の履歴で確認したら2015年の夏頃だった。
この2015年頃はまだ日本語のサイトがあったけど、それでも発送は英国からで、個人輸入というほど難易度が高かったわけではないとはいえ、関税の支払いなどがどうなるかわからない状況(※関税があったらあなたが負担してねみたいな感じ)ではあった。
関税についてこういう書き方をするのはwiggleなどで自転車のパーツを買うときもそうだけど、今でこそわたしも多少海外通販を利用するようになったとはいえ、当時はちょっとドキドキした。
さいわい関税はかからず入手できたけど、円とポンド(ドル建てだったかも)の為替レートの影響もあったのか、おそらく国内の店頭で販売されていた価格よりも1万円以上は高かったように記憶している。

それで注文後しばらくして、一応無事手元には届いた。
だがしかし、使い始めてすぐに金属ベルトの留め具の部分が壊れた。
初期不良レベルの話だし、保証期間内だったことから、話はすぐに片付くかと思ったら、これがそうではなかった。

連絡先をネットで確認すると、福岡県にniteの日本支店らしきものが存在した形跡があったので、まずはそこに日本語のメールを送ったが返信は無く、電話も通じなかった。
日本からは撤退したのだろうと思い、英国のサイトに翻訳ソフトを駆使して連絡してみた(※ちなみにわたし、英語は全くと言っていいほど話せません。)。
すると「中古品(second hand)でよければすぐに送るので、送付先を教えてくれ」みたいな返信が英国niteからあった。

関係ないけど、わたしがまだ小さかったころ中古品のことを「セコハン」っていうオッサンが結構いたように思う。
わたしが「セコハン=second hand」だというのを知ったのはだいぶ大きくなってからだったけど、そのオッサンたちが本当に「セコハン=second hand」だと知っていたのかはわからないし、最近、セコハンっていうオッサンはいない気がする。

話を戻して、英国niteにセコハンでいいからと伝え、送付先を連絡すると、数日後にその部品が届いた(※ちなみにわたし、英語は全く・・・以下略。)。
で、届くには届いたが、ホントにセコハンだった。
届いた部品は、まだそれほど使用感がない新品といっていい時計につけたら、だいぶ浮くくらいに見た目が傷だらけの中古品だった。
他の部分も使っていくうちに小傷はついてきたので、写真だとちょっとわかりにくいけど、この部分。

f:id:nagask_441:20210610152921j:plain

なにかのネタになるし、使用上は問題ないかと思い、そのまま使って、もう5年以上が経った。
英語を話すヤツに対して黙ってしまう日本人の典型である、わたし。
それで、ようやく今回、ホントにブログのネタになった次第である。

ちなみに今niteのHPを確認すると、日本語のサイトは無くなっている。
しかし、発送先に「Japan」も一応あるので、おそらくではあるが購入はできるようだ。
とはいえ、この白い文字盤のMX10はないので、私が持っているものと全く同じ仕様の時計を新品で入手することは難しいと思う。

今回、この記事を書くにあたって、メルカリなどで中古の流通を調べたが、MX10の白い文字盤のものは不人気なのか、希少モデルなのかわからないがなかったように思う。
黒い文字盤の中古品が1万円ちょっとくらいで売っているので、わたしのは箱付きで動作確認できているし、もうちょっと高く売れるのかな。
一部の部品がセコハンだけど・・・
まぁセコハン部品も含めて一期一会の時計です。
当然、売るつもりはないけどね。

f:id:nagask_441:20210610151610j:plain