ながしながされ

ナガ氏が、釣り、自転車、料理、アウトドアグッズなどを紹介したりしなかったり

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釣り人御用達スーパーボール

今週のお題「雨の日の過ごし方」

釣り具の自作は雨の日限定の作業というわけではないが、雨で釣りに行けず自宅にこもっている時間にもしているという意味では、「雨の日の過ごし方」と言えるのかもしれない。

これまで「魚子ラバ的なもの」、「チョメリグ的なもの」、「ブラクリ仕掛け」の自作を紹介してきたが、今回はスーパーボールを使った仕掛けの自作です。
スーパーボールといっても全米最大のスポーツイベントではなく、キムタクがマンションの窓から地面に投げて戻ってきたのをキャッチしたほうのやつです(アラフィフネタ)。

amazonで「夜光(蓄光ラグビースーパーボール」という商品を売っている。
いわゆる子供が遊ぶ玩具なのであるが、コメント欄には釣り人からしか書き込みがないという釣り人御用達アイテムとなっている。
あぁ~地面に投げつけたスーパーボールが高く跳ねるだけで楽しかった少年時代に戻りたい・・・
釣り人はこれを何に使うかというと、細かい差異はあるとはいえ、おおむね飛ばしウキのようなものに改造して使う人がほとんどである。
実際にスーパーボールは釣具屋さんで売っていて、それを買って使う人もいるし、100均のスーパーボールを使う人もいるけど、蓄光ラグビーボール型というのがなんとなく良さそうに思えて、amazonコメント欄の先人にならいこれを買ってみた。

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ボウズ回避能力ということではチョメリグ的なものを使えば、今の時期は海底にいるハゼ類などの小魚をほぼ確実に釣ることができるが、小魚イジメをしすぎるのもちょっとどうかと思うところはある。
これからの時期はチョメリグ的なものの対象魚に食べられるサイズのマハゼやキスなども入ってくるとは思うが、チョメリグ的なものでは表層や中層にいる魚を狙って釣るのは難しい。
そこで偶然表層や中層の魚が釣れてしまったということではなく、狙って釣るための仕掛けを自作しようと、スーパーボールを使った仕掛けを考えてみた。
理想としてはそこそこ遠投できて、かなりゆっくり目のスローシンキングで、魚の食い込みを考えて遊動式にしたい。

まずはスーパーボールを電動ドリルで孔あけしたときの確認を兼ねて、試しに沈まないただの飛ばしウキのようなもの製作してみた。
チューブ部分はチョメリグ的なものと同じく、ロリポップスティックを使用。
電動ドリルでスーパーボールに孔をあけるときは鋳造品でいうところの湯口のようなところが楕円の先端のどちらか一方にあるので、そこからあけはじめるのが良さそうな感じ。
一度に希望のサイズの孔にするのではなく、細いドリルで下孔をあけ、だんだん太めのドリルにしながら適当なサイズに広げていくとスーパーボールが割れにくい気がする。

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スローシンキングさせるためのおもりは重さの調整が簡単にできるはんだを使うことにした。
今どきは鉛フリーのはんだが多いが、できれば鉛フリーではない鉛の比率の多いものがおもりとしては使うのには好ましい。
とはいえ昨今の環境負荷的な面を考慮すると、釣り具だけ鉛を使い続けるというのもどうかという思いもある。
写真には「活性ヤニ入り」と写っているが、ヤニ入りである必要は全くなく、近くのホームセンターでヤニなし鉛成分多めというのがなかったので、比較的鉛成分多めで太めのものを選択した。
なお、ティクト社にMキャロという製品があるが、それと同じようにエサ側が沈む方向にするか、チョメリグのようにエサを若干浮かせる方向にするかは、はんだを巻いた量で調整できる。

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とりあえず、お風呂でスローシンキングするくらいに調整したものを作ってみた。
ロリポップスティックに巻いたはんだを瞬間接着剤で固定して、さらに熱収縮チューブでカバーしている。これはチョメリグ的なものを製作した際にも似たようなことしている。
そこそこの量のはんだを巻かないと沈まなかったので、スーパーボールの両側にはんだを配置することになり、結果としてこれ単体ではほぼ水面と平行に沈むような動きになった。
そのためエサや疑似餌をつけたときにどうなるかは、つけたものの浮力によって変わることになるだろう。

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ところでブログを開始2ヵ月に満たないわたしが、今週のお題というものを初めて書いてみたつもりになっているが、こんなんでいいのかちょっとわからないや。