ながしながされ

ナガ氏が、釣り、自転車、料理、アウトドアグッズなどを紹介したりしなかったり

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爆発ではなかった話

今週のお題「爆発」

アラフィフという年齢になるとこれまで何回か爆発というほどにキレたことがないではないし、どちらかというと自分のことをキレやすいほうなのかもしれないと思わないでもない。
この年になって自分がキレたことを書くのもどうかと思ったので、前回「サボる」のお題に対して「サボらず続けている」ことを書いたけど、今回も「爆発」というお題に対して、「爆発ではなかった」ことを書こうと思う。
はい、ひねくれものです。

ブログを始めたのが今年4月なので、そろそろ半年になろうかというところなんだけど、多分自動車について書いたことは無いと思う。
ちなみに自転車については書こうと思いつつ、少し記事にはしたけど、メインとなる紹介の記事は下書きのまま放置状態となっている。
それで、実は、というほどのことでもないけど、自動車も好きなのである。
ちなみに今乗っている車はひとつ前のモデルのスイフトスポーツ(ZC32S)の6MT。
これについてもそのうち書くことがあるかな、どうだろ。

それで今回、車で「爆発ではなかった」という話を書くんだけど、そのときに乗っていた車はBMW3シリーズのE46というモデルの前期型、これもマニュアルで5MT。
というか免許を取ってからマニュアルの車しか所有したことがない。
オートマもそりゃ乗れないことはないけど、マニュアルの車しか運転できないとか言ってマニュアル車を所有しているアラフィフのおっさんってわたしだけではないと思う。

BMWのE46について少しだけ触れておくと、生産期間が1998~2005年(セダン)ということなので、生産終了してから15年以上が経過して、最近でこそ見かけなくなってきたけど、当時はよく見かけたのでかなり売れた車だと思う。
わたしが乗っていたのは318iというモデルで、マニュアル車の設定はM3を除くと、この一番安い318iしかないので、E46でマニュアルを選ぶと自動的に318iしかないのである。
M3とか高くて買えないしね。
とはいえ別にBMWが欲しかったわけではなく、知り合いの中古車屋さんに安い4ドアのマニュアル車を探してもらったら、たまたまそれになったというのが本当のところではある。
なので当然中古の激安価格での購入である。
BMWといえばシルキーシックスという代名詞があるように6気筒の滑らかなエンジンが特徴の一つで、E46でも318iより上のグレードは6気筒なんだけど、318iは4気筒でシルキーシックスの対象外。
そしてE46の318iの後期型はツインカムなんだけど、前期型はシングルカムのSOHC。
つまり、わたしが乗っていたE46の318i前期型はE46の中でも最底辺に位置するモデルであった。
最底辺といってもそこはさすがにBMW、馬力こそないものの街乗りから高速、峠道まで快適に走る運動性能を持っていた。
クルマはスペックの数値だけで決まるものではないことを証明しているようで、自動車としての完成度という点では非常に優れた車であった。

それでようやく「爆発ではなかった」話になるわけだけど、程度の大小はあるにしろ欧州車全般に言えることとして樹脂部品が弱いということがある。
経年劣化が早いのか、もともと素材がよくないのか、日本の気候に合わないのかはわからないけど、とにかく樹脂部品が折れたり、ひびが入ったりするトラブルが国産車と比較して多いように思う。

ある日、家族でドライブに出かけて、昼食でお蕎麦屋さんに立ち寄ったとき、駐車場に入ったところで「プシューッ!!」と白い煙がボンネットからあがった。
映画やドラマで車が壊れたときの風景そのまんまである。
ただ「爆発?」とは全く思わなかった。
なぜなら甘ったるいクーラントのにおいがしたからである。
なので正しくは煙ではなく湯気だったんだけどさ。
もし、その煙がガソリンだったらホントに爆発してただろうけどね。

それでひとまず蕎麦を食べたわけだけど、そこのお蕎麦屋さんはその地域ではよく知られたお店で、コロナ禍で最近は行ってないのでどうかわからないけど、結構わかりにくい場所にあるにもかかわらず、お昼時になると何組か並ぶようなお店だった。
しかし、そんなお蕎麦屋さんのおいしい蕎麦のはずが、帰りのことが心配で味は全く覚えていない。

急いで蕎麦を食べ終えて、車を確認すると、冷却水がダダ洩れでカラになってしまうような状況ではなく、どこかの樹脂パーツにヒビが入って漏れているような感じだった。
エンジンもかかるので、家族には休憩と言いつつ、何度か車を停めて水を足しながら水温が上がらないようにダマシダマシ帰ったのは覚えている。

ちなみにこのE46、手放す前日にBMWでは定番のトラブルとさえ言われている窓落ちになった。
「窓落ち」とはパワーウインドウが下がったまま、スイッチを押しても上がらなくなってしまうトラブルのことである。
わたしが所有してから窓落ちは2回目だったけどね。
それで知り合いの中古車屋さんには価格はつかないけど特別に5万円で引き取ると言われていたところ、窓落ちのおかげで2万円値切られて、3万円で引き取られることになった。
車を手放すことが決まるとスネて壊れるってあるあるだけど、ホントにあった。

自分の車の写真ってあまり撮っていないんだけど、一枚くらいはあるかなと思って探したら、一枚も見つからなかった。
たしかカタログがあったはずと思ったら、BMWの前に乗っていたVOLVOのS40、さらにその前に乗っていたプジョー306のS16はあったけど、BMWは見つからなかった。
たしか買ったとは思うんだけどね。

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そういえばこのカタログ、だいぶ前のニューイヤーミーティングで買ったんだった。
なつかしいな。
オリンピックを理由に2019年を最後に長い歴史に幕を閉じたニューイヤーミーティング。
オリンピックは終わったけどどうするのかね、JCCA。