ながしながされ

ナガ氏が、釣り、自転車、料理、アウトドアグッズなどを紹介したりしなかったり

※当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

調べていないという話

コロナ禍以降、在宅勤務が多く、在宅の日は当然通勤時間を考えなくていいということもあって、もともと料理がそれほど苦手ではないことから、娘のお弁当はわたしが作っていて、わたしの出勤の日には娘のお弁当を作るついでに自分のお弁当も作っている。
ほぼ、冷凍食品詰め合わせだけどね。

それで調べていないので、一般的にやられていることなのかわからないけど、お弁当作りの際にわたしがやっているひと工夫を紹介したいと思う。

まずはふりかけのかけ方。
うちでは「のりたま」や「味道楽」などのふりかけをお弁当のごはんにかけることが多いのだけど、その際に普通にごはんの上にパラッとふりかけをかけてふたをすると、お昼ごはんでふたを開けたときにふりかけの大部分がふたについてしまっていて、ガッカリすることがある。
それを少しでも防止するためにわたしは、お弁当のごはんに下の写真だとちょっとわかりづらいけど溝というかへこみ部分を作っている。

f:id:nagask_441:20211119111414j:plain

そして、その溝の部分にふりかけを入れるようにしている。

f:id:nagask_441:20211119111416j:plain

こうするとふりかけがふたにつくのが少しはマシになる。
(※最近、娘がふりかけは飽きたとか言い出して、実はこのところふりかけは使っていなかったのだけど、ブログのネタにしようとふりかけを使った。
娘よ、ブログネタの犠牲にしてしまいスマン。
というか、飽きたとか言うなら自分で弁当くらい作れや。)

もうひとつは胡麻ドレッシングの使い方。
上で「冷凍食品詰め合わせ」と書いたものの一応ゆでたブロッコリーやほうれん草のソテーなどのちょっとした野菜などを入れるようにはしている。
それでゆでたブロッコリーなどの味付けに胡麻ドレッシングを使うことがあるんだけど、そのまま胡麻ドレッシングをかけるだけだと水っぽくてお弁当に使うにはあまり好ましくない。
そこで胡麻ドレッシングをかけた後で追いすりゴマをしている。
下の写真はブロッコリーとヤングコーン。

f:id:nagask_441:20211119111411j:plain

そうするとすりゴマがドレッシングの水分を吸収するので、水っぽさが多少はなくなっていい感じになる。
そしてゴマの香りが引き立つのもいい感じである。

ちなみにこの日のお弁当はこんな感じ。

f:id:nagask_441:20211119111419j:plain

ふりかけと追いすりごまのどちらも調べてみれば、常識としてやられていることかもしれないけど、一応わたしが何も見ずに思いついたことということで、わたしのアイデアのように紹介してみた。

それで「調べていない」というか調べればわかることという点では共通しているけど、ここから話は全く変わる。

先日、ネットニュースで見たんだけど、千原せいじさんが、Uber Eatsで注文した商品と届いた商品が違うというのをSNSで店名をさらして公開したことについて、注文したものと別のものが届くのはひどいと同情する声がある一方で、違う商品が届いたならばまずはお店に連絡すべきで、それをせずにいきなりSNSに公開するのはどうかといった声や、10万人を超えるフォロワーがいる人がそういう振る舞いをしたときの影響力も考慮すべきだったというようなことがニュースには書かれていた。
わたしも、千原せいじさんには同情よりも、どちらかというとUber Eatsで注文と違うものが届いたときどうしたらいいかちょっと調べればわかるのにと思った。

似たような話・・・ということでもないのだけど、先日、ある製品を誤った使い方をしたことで危険な目に会ったというブログの記事を見かけた。
ちなみにその記事を書いた方は自身が誤った使い方をしていることに気づいていない様子で、その製品は危険なのでおススメできないというようなことも書いていた。
その製品はamazonなどで普通に売られているけど、日本国内の検査を通っていない自己責任で使うようなものであることから、使い方をちょっと調べればわかるのにとわたしは思った。

おそらくブログをやっていなかったときのわたしであれば、「チッ!使い方をちゃんと調べてから使えや!」とパソコン画面を見ながら舌打ちして独り言を言うか、そのブログの記事にコメント欄があれば「チッ!使い方をちゃんと調べてから使えや!」を少しだけ丁寧にして「いつもブログを楽しく拝見しています。ご使用方法をきちんとお調べになってからお使いいただくことおススメします。」などと書くかといった感じだったと思う。

それでブログをやっている今のわたしは、何を思ったかというと、その製品が日本国内の検査を通っていない自己責任で使う製品であること、そもそも誤った使い方をしていること、自身の落ち度で勝手に危険な目に会ったのに製品をおススメしないというのはどうかということなどを、その記事を書いた人が見たらわかるくらい、というか完全にマウントをとりに行くくらいの書きぶりで記事にしようと思った。

どんな内容で書くかいろいろ考えて、実際に結構調べたりもしたんだけど、せいぜい一日十数件のページビューしかないブログで影響力もないとはいえ、ブログに書けば一応不特定多数の人に公開される状況になるのである。
そう考えたときに、わたしのブログを見た方が、たしかに誤った使い方をして危ないと共感してくれるのか、あかの他人の記事にそこまでマウントを取りに行くってキモイと思うのか?
もしその記事を書いた人がわたしの記事を読んだとして、指摘してくれてありがとうと思うのか、それとも余計なお世話でウザいと思うのか?
記事を書いたわたし自身、そのときはよくわからない正義感のようなもので書いた達成感はあったとしても、あとで読み返したときに幼稚なことをしたと思わないのか?

いろいろ考えたら、なんかめんどくさくなって今回はそれを記事にするのはやめた。

多少はモヤモヤする気持ちは残るけど、ネット上のすべての情報が正しいわけではないし、それにたまたま気付いたとしても、いちいちわたしがブログで指摘するというのもなんか違うかなとも思った。
また、わたし自身、なるべく誤った情報を提供することがないようにある程度調べてから記事にしようとは思った。
まぁ冒頭のふりかけと追いすりごまの話は、調べればわかることを調べていないんだけどね。

だいぶ前に買ったうちのごますり器をあらためて見たら、「iwaki」って書いてあった。
色が違うしモデルチェンジはあったんだろうけど、上のiwakiのごますり器は2000円以上する。
貧乏性のわたしがごますり器に2000円とか使わないと思うけど、当時いくらで買ったのかは思い出せない。
なお、今使っているものも使い勝手はとても良い。