今週のお題「絵本」
お題の絵本で思い出したのは「おしいれのぼうけん」。
アラフィフのオッサン世代であれば、読んだことがあるのではと思う。
というか、わたしが小さいころにはすでにあったある意味、古典といってもいい名作なので、今でもあるのではと思うけど、どうなんだろ?
って、やっぱあるのね。
「おしいれのぼうけん」がどんな話か具体的なことは書かないけど、ラスボスのねずみばあさんがネズミの集団に主人公の二人の子供を襲わせて、その子供たちが食べられそうになるシーンがある。
人間がなにかに食べられそうになるのって、なんかコワい。
わたしは小さいころからホラー耐性があったので、別に「おしいれのぼうけん」がトラウマになったみたいなことはない。
とはいえ「進撃の巨人」みたいな人間より大きなものに丸のみで食べられるのも怖いし、昭和の時代には結構な回数のテレビ放送があり結構な人にトラウマを植え付けた「スクワーム」という大量のミミズ(ゴカイ?)に人が襲われるみたいな小さいものの集団に食べられるのも怖い。
どんな状況にしろ生きたまま意識がある中で何かに食べられるというのは怖い。
だがしかし、それ以上にわたしが怖いと思うのは、自分が知らずに食べていたものが知り合いだったり、愛する人だったりというケース。
思い出したのは「封神演義」という漫画。
わたしが読んでいたころ、調べたら1996年とずいぶん昔の話にはなるけど、当時のジャンプ紙面では屈指の悪女だった「妲己(だっき)」が「姫昌(きしょう)」に姫昌の息子の肉をハンバーグにして食べさせるというシーンがあり、これはなかなかキツかった。
姫昌はそれが息子の肉と気づいたけど、それを気づいていないふりをして食べるんだよね、たしか。
漫画は1996年開始だったけど、アニメが少し前に放送されていたと思ったら、それも2017年とまぁまぁ昔だったか。
なんでこんなことを書いたかというと、今、ドラクエウォークでは「秋まんきつキャンペーン」というイベントが開催されていて、その中でプレイヤーをパンに変える魔法を使ってくるメガモンスターがいる。
こいつですね。
「ジャンボコロネ」っていうヤツ。
色違いでもうちょっと強い「白ジャンボコロネ」とどちらか選ぶことができるけど、白のほうはもう「こころS」をゲットしたので、今はこの茶色いのを倒している。
こんな感じでパンにさせてくる。
スクショで見るとなんかの幼虫っぽくて余計にキモイな。
それでパンに変えられるパン化の話だけど、パン化した後にモンスターに食べられるということはなく、3ターンくらいで元に戻ることができ、その間にダメージを受けることもないので、状態としては石化と一緒なんだけど、やはり食べ物に変えられるというのがイヤなんだよね。
日本で普通に生活している限り、何かに生きたまま食べられることもないだろう。
そして剣と魔法の世界にでも転生しない限り、なにかに姿を変えられた知り合いを食べることもないだろう。
でも、苦手なんだよね。
前世で何かあったかもね、知らんけど。