ながしながされ

ナガ氏が、釣り、自転車、料理、アウトドアグッズなどを紹介したりしなかったり

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「善意」と「悪意」という話

一般的に使われている言葉の用法と、法律用語としての使い方では意味が異なることがある。
「善意」と「悪意」もそのひとつ。

法律用語で「善意」といえば「知らなかった」という意味。
逆に「悪意」は「知っていた」という意味になる。

なので法律用語で「善意の第三者」といえば、「親切で優しい通りすがりの人」ではなく「(その事実を)知らなかった当事者以外の人」となる。
同じように「悪意の受益者」といえば、「人をだますなどの悪質な手口で利益を得た人」ではなく、「(インサイダー取引などを)知っていて利益を得た人」ということになる。

さて、少し前にステーキを焼いて食べたことを記事にした。

nagask-441.hatenablog.comその記事の中で、だいぶ前に鳥羽周作氏がテレビ番組で紹介していた焼き方で焼いたということ書いた。
それでわたしが記事を投稿する何日か前に新たに鳥羽氏がXにステーキの焼き方を投稿していたようだ。
わたしはそれを「知らなかった」ので「善意の第三者」という立場になるのかな。

ちなみに鳥羽氏がXに投稿したステーキの焼き方には、焼いた後にアルミホイルでくるむという工程は無いようだ。
たしかにくるまないほうがお肉の表面のクリスプ感というかカリカリ感は残るのかなという気はする。
とはいえ後のネットニュースの話にもつながるんだけど、余熱で中を温める工程が無くなるので、焼き上がりのレア感は強めになるのかなと思う。

それでその後、わたしがネットニュースで見たのは、そのステーキの焼き方を実践した人が投稿したXに対して、鳥羽氏が「すばらしい火入れ」とコメントしたところ、それは生焼けだと指摘した人がいて、それに対して鳥羽氏が「レア肉ポリスに正直ウンザリ」とか「(料理の専門家に対して)リスペクトがそもそもなく」みたいなことを返したという話。

個人的には牛肉なんだし、多少生でもいいような気もするので、生焼けだと指摘した人も、なかなかめんどくさい人なのかなとは思う。

とはいえ、わたしは先の記事に書いたとおり、鳥羽氏のことを料理人ではなく、料理のできる実業家だと思っている。
悪意(※一般的な用法)のある言葉で書くと、彼はもう世間では料理人と思われてないから、料理人としてリスペクトされないのは当然だと思う。
というか自分が料理人としてリスペクトされると思っていることにメンタル強すぎと思った。
自分を全く否定しない仲のいい人だけで周りを固め、その人たちにチヤホヤされながらその中だけで過ごして、もう表舞台には出てこないでほしい、なんか不潔っぽいし。
いや不倫がじゃなくて、見た目や振る舞いに品がなくて清潔感がないように見えるってことね。

さて、今回もステーキを焼いた話。
「牛肉」ではなく「豚肉」なので、トンテキっていうのかな?
いやポークソテーっていうのか?
とにかく豚肉なので生焼けは許されないヤツ。
生焼けだとレア肉ポリスに逮捕される以前にお腹が痛くなるな。

写真ではわかりにくいけど、お肉の両面から肉のスジ切りをした。

いや、これスジ切り前の写真っぽいな。
で、スジ切りの正解がいまひとつわからない。
スジ切りしても縮むというか、丸くなるというか・・・。
わたしの切り方や焼き方が悪いだけなのかもしれないけどね。

そこに塩コショウをふってから、軽く小麦粉をふる。

それを強めの中火で焼く。
「強めの中火」って、それはもう「強火」なのかな?
うちのガスレンジでは5段階のうち2番目に強い位置で焼いた。

こんな感じで完成。

中まできちんと火は通っている。
包丁はスジ切りしたものとは別のものを使って、まな板もスジ切りした面とは反対のほうを使ってますよ、と料理人ではないアラフィフのオッサンでもその程度の衛生面は気づかっていると軽くディスリスペクト。

この日はひとりランチだったのでこんな感じ。

・トンテキ
・キノコの豆乳スープ
・納豆

野菜がないので、サラダくらい作ろうかと思ったけど、ひとりだし、めんどくさくなって、納豆でも食べておくかなと。
納豆に練り梅を入れるというのは以前書いた。

nagask-441.hatenablog.comおいしいんだけど、練り梅入り納豆だけで、ごはん2杯とか食べられてしまう危険なご飯のお供なので、食べすぎ注意。
「ご飯のお供」というより「強敵」と書いて「とも」と読むほうの「ご飯のお強敵」なんだよね。
・・・「お強敵」って何?