「くさいきれ」。
教室でこぼした牛乳を拭いた雑巾のような「臭い布(きれ)」ではない。
「きれ」で変換すると「布」って出た(※常用外らしい)。
じゃあ「ぬのきれ」って「布布」もしくは「布々」かと思って変換したら「布切れ」。
そういえばそうかとは思ったけど、アラフィフになっても知ってそうで知らないことってあるのね。
こういうの知らないと、この年になっても知らないことだらけなんだなとか今更ながら思う。
で、「くさいきれ」は「草いきれ」である。
ネットで意味を調べると「夏、草の茂みから発生するむっとする熱気」などと書かれている。
わたしが今住んでいるところは神奈川県の中で都会か田舎かと問われたら、都会とは言いにくいくらいのところではあるけど、それでも田園風景が広がるようなのどかな場所ではなく、観光スポットもこじゃれた商業施設もないけど、どこにでもありそうな住宅地という感じである。
そんなところに住んで、エアコンの効いた部屋の中にいたら、体感することはなく、単語として使うことすらない「草いきれ」を、この時期の田舎の畑の草刈りでは否応なく体感することになる。
田舎にいても「今日は草いきれすごかったわ」とか「ものすごい草いきれで作業が大変だった」みたいに日常会話の中で「草いきれ」を使うことはないけどね。
以前、草刈りを記事にしたのは、ゴールデンウイークのころで、ハルジオンだかヒメジョオンだか白い花が咲いていた。
nagask-441.hatenablog.comそのときとは草の種類や密集具合がだいぶ違っていて、こんな感じ。
春のころと比べ、草刈りをする立場からすると夏の草はだいぶ狂暴そうに見える。
作業は暑くなる前の午前6時くらいから始める。
それでも暑いし、2時間くらいの作業だけど、その間にどんどん気温は上がる。
そういえば、これは先月記事にしようと思って、結局スルーしてしまった風景がこれ。
小さくて見えないかもしれないけど、草刈りしたところに見える黒い点みたいなのは全部鳥。
このときは草刈りを始めるや否や、鳥(たぶんムクドリ)が一斉に集まってきて、虫をつついていたけど、これだけ暑いと鳥もあまりこない。
2時間ほどで作業は終了。
朝飯前の一仕事というヤツだな。
というか日中はホントに危険な暑さなので、朝飯前しか作業はできない。
実家からの帰り道というわけではないけど、この日はちょっと寄り道して面白スポットに寄ってみた。
何度かテレビなんかでも紹介されたことがある相模原の懐かし自販機が集まるところ。
ここの本業はタイヤ屋さんなんだけど、交換時間に待っているお客さんを楽しませるために、懐かし自販機を置いたところ、そちらが有名になってしまったみたいなことをテレビで言ってた気がする。
タイヤを買いに来ている人もいるんだろうけど、わたしを含めてそうではないと思われる人で結構混んでいた。
写真を見て気づいたけど、気持ち悪いくらい天井の部分に紙が結びつけてある。
わたしは気づかなかったけど、おみくじの自販機もあったようで、それをどうやら結びつけているようだ。
こんなチューインガムの自販機も昔は結構見かけた。
「チューインガム」ではなく「チウインガム」なのね。
さすがにクイッククエンチはないかと思ったら、8月23日からロッテがクイッククエンチを復刻発売するらしい。
クイッククエンチのチューインガムは、とにかく酸っぱかったことを覚えているけど、これは思い出補正で実はそんなに酸っぱくないのか、オッサンになってもやはり酸っぱいのか、試してみたいところ。