ながしながされ

ナガ氏が、釣り、自転車、料理、アウトドアグッズなどを紹介したりしなかったり

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そんな感じだったので(その2)

先日、コロナ療養中に幸いにも軽症だったことからドラマやら映画やらを見て家にこもっていたということを記事にした。
それでその前回は「LAMB/ラム」という映画を見たことを記事にしたけど、今回はたまには邦画でも見るかと「LAMB/ラム」と同じくアマプラ会員は無料で見ることができる「護られなかった者たちへ」という映画を見ることにした。

「LAMB/ラム」の記事ではネタバレすると、見る価値が9割減と書いたけど、この「護られなかった者たちへ」もネタバレすると5割くらいは見る価値が失われる。
なので、詳しいことは書かないけど、「LAMB/ラム」と違ってオチは奇をてらわず、見終わった後も納得できる内容ではあった。

公式HPに書かれていることをそのまま抜粋すると
東日本大震災から10年目の仙台で、全身を縛られたまま“餓死”させられるという不可解な連続殺人事件が発生。
捜査線上に浮かび上がったのは、過去に起こした事件で服役し、出所したばかりの利根という男。
刑事の笘篠は利根を追い詰めていくが、決定的な確証がつかめないまま、第三の事件が起きようとしていた―。
なぜ、このような無残な殺し方をしたのか?利根の過去に何があったのか?』
と、まぁこんな感じ。

2021年に劇場公開されたこの映画は、映画の中でも2011年の東日本大震災から10年後が舞台となっている。
上で「ネタバレすると5割くらいは見る価値が失われる」と書いたけど、逆にいうとネタバレしても5割くらいは見る価値があると思う。
だからといってこのブログ内でネタバレはしないけどね。

それでオチというか上の公式HPのあらすじに書かれている連続殺人事件の犯人については、たいていの人が途中で「あ、たぶんこの人が犯人なんだろうな」というのがわかると思う。
そこに至るまでは、「あ、たぶんこの人は犯人じゃないんだろうな」とか「あ、意外なところでこの人が犯人かも」みたいなことが予想できて、それは当たったり外れたりするわけだけど、この映画に関しては犯人捜しはそれほど重要ではないと思う。
上の公式HPのあらすじでも最初に名前が出てくる佐藤健さん演じる「利根」が主役にはなるんだろうけど、その周囲に登場する人が絡み合って、群像劇のような感じで話は進む。

もう1ヶ月半ほどすると東日本大震災から12年ということで、干支で言うと一回りしてしまうんだな。
今までアラフィフという年齢ということで、この年齢になると時が過ぎるのが早すぎるというようなことを何度か書いたけど、東日本大震災に関しては本当についこの間のように思う。