「焼きそば」は「焼き」というくらいなので、きっちり焼き目がつくくらい麺を焼く。
その作り方を最初に見たのはだいぶ前になる。
最初に見たのはたしかテレビの料理番組だったと思う。
実家で見たような気もする。
だとすると30年以上前になるのかな。
最近でも定期的といってもいいほど、この作り方があたかも新しい情報かのようにテレビ番組で紹介されることがあるんだけど、何十年前から知ってますけどという冷めた目で見ている。
わたしは、その何十年か前に放送された番組を見て以来、焼きそばはしっかりと麺を焼くことにしていて、これくらいは焼き目をつける。
袋から出して一切ほぐさないでかなり弱火でじっくり焼く。
これは3袋入りのシマダヤの焼きそばで、1袋はちょっとご飯が足りなかったときにそばめしを作ったので、その残りの2袋。
シマダヤの3袋入り焼きそばは、わたしが行くスーパーでかなり安く売っているので、焼きそばではそれを買って使うことが多い。
このときは娘とわたしの2人分を作ればよかったので、写真のは2人前。
あらかじめ炒めておいた肉、野菜などの具材をのせて、焼き目をつけた麺を蒸らす。
このときの具材は牛肉、もやし、キャベツ。
牛肉より豚肉を使うほうが多いけど、この日は中途半端に余った牛肉があったので、それを使用。
麺がちょっとしんなりしたら、ちょっとずつ麺をほぐしていく。
このときもずっと弱火。
味付けは、付属の粉末ソースを一袋とウスターソースとお好み焼きソース。
そして水を適量加えて、ここで初めて強火にして水分をとばしつつ、ソースを全体にからめて完成。
その日のメニューはこんな感じ。
・焼きそば
・エビと油揚げと小松菜の煮びたしのようなもの
・しいたけとわかめのスープ
・いちご
そういえば、これ、晩ごはんだった。
我が家ではあまり晩ごはんで焼きそばって作らないんだけど、米を炊くの忘れたとかそんなんだったと思う。
夕食時に果物を一品追加ということで、いちごを用意することが結構あるんだけど、最近、スーパーで売っているいちごが大きすぎる気がする。
わたしとしてはひとパックに上下二段にいちごが詰められていて、15粒くらい入っていてもらいたい、というかそんな感じのを選んで買うんだけど、デカいいちごが7粒くらい一段に詰められているだけのとかあったりする、同じ値段で。
みんなはどっちがいいんだろ？
なお、わたしもバーベキューとかで焼きそばを作るときにはこんなめんどくさくて時間がかかる作り方はしない。
炭火だとちょうどいい弱火に調整することが難しいし、先に野菜を別に炒めて別にしておくのもめんどくさいし、じっくり焼き目をつけるのに時間がかかるしで、バーベキュー向きの作り方ではない。
でも、やっぱり焼きそばはキッチリ焼いたほうがおいしいと思う。
