ながしながされ

ナガ氏が、釣り、自転車、料理、アウトドアグッズなどを紹介したりしなかったり

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キャロライナリグ的なものでハゼを釣る

少し前に「アヒージョを作った訳」という記事で、アヒージョを作った際に余ったボイルホタテ、バナメイエビをハゼ釣りに使ってみるということを書いたけど、アヒージョを作った翌日に用意したボイルホタテ、バナメイエビと、釣りに行く途中で購入したジャリメの3種類のエサを持って釣りに行っている。

1回の釣行で結論が出るわけはなく、どれが最もハゼ釣りに適しているのか完全に正しい情報として提供することはできないけど、少なくともわたしが今後使っていくであろうエサは決まった。
それは結局これまで使ってきたジャリメで、ボイルホタテとバナメイエビは補助的に持っていくかもしれないという感じである。

というのも、ボイルホタテとバナメイエビはエサ持ちがあまりよくない。
このことは事前にネット情報で分かっていたことなので、針へのつけ方も調べていたけど、やはりどうやってもジャリメよりも針から外れやすい。
特にチョメリグ的なものや今回使ったキャロライナリグ的なもののようにチョイ投げして、海底をズル引きで移動しながら、ハゼの当たりを探るような釣り方をすると、ボイルホタテとバナメイエビはズル引きの途中でエサが外れやすい。
また、最初の当たりでフッキングしなかった場合、その時点で針にエサが残っている確率がボイルホタテとバナメイエビは低い。
そのためジャリメであれば、最初の当たりでフッキングしなくても、そのまま追い食いするかもしれないと少し待つことができるが、ボイルホタテとバナメイエビは、針にエサが残っているかどうかのほうが気になって、せっかちなわたしには追い食いを安心して待つことができない。

おそらくだけど、ハゼの魚影が濃いときは、ボイルホタテとバナメイエビはかなり有効だと思う。
例えば延べ竿で探れる範囲でバンバン釣れるときや、浮きを使う仕掛けであまりエサを動かさなくても釣れるときなどは、ボイルホタテやバナメイエビのほうがジャリメよりもいいのかもしれない。
ジャリメってきれいに針につけようと思うと結構手間取ることもあるしね。
あと、今回、流線型のいわゆるハゼ用の針を使ったけど、これはジャリメなどの虫エサを付けるのに適している形のため、ボイルホタテやバナメイエビは袖針などのほうがよいのかもしれない。

ここまで書いて、その釣行の写真が一枚も無いというのはどうかと思うけど、ジャリメをメインで使っていくということは決まったので、ここからはキャロライナリグ的なものについて書いていく。

だいぶ前置きが長くなったけど、ここでいうキャロライナリグ的なものというのはちょっと見にくいけど下の写真のようなものである。

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①バレットシンカー:reins SLIP SINKER 3/32oz.
チョメリグ的なものミニを作ったときに使用したもののあまり。

②ビーズ:セリアで買ったものだけど、シンカーに対してちょっと大きかったので、この釣行のあと、もう少し小さいものを買った。

③スイベル:NTパワースイベル 5号
魚に違和感を感じさせないためにはもう少し小さいほうがいいかも。

④、⑤リーダーとフック:赤ハゼ 6号 ハリス0.8号(オーナーばり)
もう少し小さい方がこの時期の小型のハゼにはいいかもしれない。

ハリス付きのハゼ用の針を使って、ワームではなくエサ(ジャリメ)を付けているので、キャロライナリグとはちょっと違うかなということで、なんとなく「的なもの」としてみた。
「キャロライナリグ的なもの」とわたしが新たに思いついた釣法であるかのように書いたけど、中通しおもりを使って似たようなことをしている人は昔からいるし、わたしが調べていないだけで全く同じことをやっている人も恐らくいるとは思う。

さて、キャロライナリグ的なものをハゼ釣りに使うメリットは主に二つ。

ひとつは遊動式なので、魚はおもりの重さをあまり感じることなくエサを食べることができる・・・ような気がする(自信なし)。
正直なところ、実際どうなのかは魚になってみないとわからないけど、警戒心が強い魚ならば、おもりの重さに違和感を感じて、エサを吐き出してしまうということは十分に考えられる。
ハゼにそこまでの警戒心はなさそうだけどね。
昨年の時点ではチョメリグの存在を知らなかったので、下のような遊動式の天秤を使っていたけど、それなりの実績はあった。
というか、わたし個人がなんとなく遊動式がもともと好きなのである。

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もうひとつは道糸から針までが一直線になるので、魚の当たりをダイレクトにとらえやすいという点である。
遊動式ではない普通の天秤(写真左)やカツイチのショア天(写真真ん中)もこれまで使ってきて、たしかにこれらでも釣れたのだけど、食いが悪いときなどは遊動式のほうがあたりがわかるような気がする。
あと、海底をズル引きするときにこれらの天秤は寝てしまい水中姿勢が美しくない。
チョメリグのような浮きを使わず、海底で立つ天秤(写真右)がないことは無いけどね。

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キャロライナリグにも亜種みたいなものが結構ある。
スイベル付きのおもりを使うフリーリグという仕掛けと組み合わせたフリーキャロライナリグと呼ばれるものがあって、これもハゼ釣りに結構いいかもとは思って、似たようなものを試そうとは思っている。

ハゼ釣りというと釣りの入門書のなかでも海釣り初級編の一番最初に書いてあることが多く、実際ハゼがいるところで、エサと針のサイズさえ間違えなければ、どんな仕掛けを使ってもほぼボウズということは無い。
しかし、まわりはそこそこ釣れているのに自分はあまり釣れないということがないわけではない。
意地の悪いわたしは、まわりは釣れていないのに自分だけ釣れる、まわりが釣れているならばそれ以上にわたしは釣ることを目指し、いろいろな仕掛けを試してみようと思っている。
当面は、キャロライナリグ的なものとチョメリグ的なものを使ってハゼ釣りを楽しもうと思っている。

 

 フリーリグ用のおもりはこんな感じのもの。

 

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