ながしながされ

ナガ氏が、釣り、自転車、料理、アウトドアグッズなどを紹介したりしなかったり

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「を」といえばという話

誰かに教えられたのか、いつからか自分が勝手にそう思っているだけなのか、もうわからないけど、「を」のひと文字の発音って「ウォ」だと思っている。
これは正しいのだろうか?

それはともかく、だいぶ前から「を」を説明するとき、『「さいとう・たかを」の「を」だよ』と言っている。
そう頻繁に言う機会はないけどね。
中には『誰だよ、サイトウタカヲって?』などというヤカラもいたかもしれないけど、『ゴルゴ13の作者だよ』といえばたいていわかってもらえる。
ゴルゴ13(デューク東郷)といえば、背後に立たれることを無性に嫌がる殺し屋ということくらいは、漫画を見たことがなくても、日本中の誰もが知っているだろう。
いや、そう思っているのはおっさんだけか?
背後に立たれることを嫌がるそぶりをしたヤツに「ゴルゴかよっ?」って言うよね!
え、言わない?
背後に友人がいるときに「俺の後ろに立つな。命が惜しければ。」って言うよね!
え、言わない?
とはいえ、202巻が発行されて、2021年7月にギネス世界記録に認定されているくらいだから、日本中の誰もが知っているというのも大げさではないと思う。
昭和からあるような床屋さんに並んでいる漫画といえば?というアンケートをとれば、ベスト5に確実に入ってくるのが、「ゴルゴ13」だと思う。
あと、入ってくるのは「美味しんぼ」とか「こち亀」とか・・・。
床屋さんだと一話完結の漫画がいいと思うんだよね。
わたしは、漫画をパラッとめくることくらいはあったかもしれないけど、きちんと読んだことは無い。
アニメは見たけどね。
そういえばファミコンのゲームにもなったんだ。
わたしはそのゴルゴ13のゲームを遊んだことは無いけど、なかなかトンデモなゲームだったようで、ファミコンのゲームなのにお色気シーンがあったということでも有名である。

その「さいとう・たかを」さんが、2021年9月24日に亡くなっていたことが先日報じられた。
さいとう・たかをさんが設立したさいとう・プロダクションからは訃報とあわせて『『ゴルゴ13』の連載は、さいとう先生のご遺志のもと、スタッフと編集者協力のうえ、今後も継続する予定です。』という発表があった。

これは偶然なのかわからないけど、今年の9月14日(火)深夜(9月15日(水)未明)から、MXテレビゴルゴ13のアニメの再放送をしている。
このゴルゴ13の再放送の時間枠について、ゴルゴ13の前には「BLACK LAGOON」というアニメの再放送をやっていた。
特にアニメ情報を調べていたわけではないので、てっきり「BLACK LAGOON」の新シリーズをやるから、その前の再放送なのかなと勝手に想像していたところ、「ゴルゴ13」の再放送だったので、そう来たかと思った。
というのも「BLACK LAGOON」は銃弾が飛び交い毎回人が殺されるようなアウトローな話で、殺し屋(スナイパー?)が主人公の「ゴルゴ13」も当然のように毎回人が死ぬことから、わたしはこの枠はアウトローアニメ再放送時間枠だなと思った。

BLACK LAGOON」はたびたび再放送されていたけど、アニメの画風はちょっと古い感じなので、最初の放送はいつだったのか調べたら、2006年だった。
そりゃ最近のアニメと比較したら古くも感じるよね。
それならということで「ゴルゴ13」の最初の放送もいつだったか調べたら、2008年だった。
ゴルゴ13」の場合、あの独特な劇画調の絵が新しさを感じさせない代わりに古さも感じない。
変な例えだけど、子供のころオッサン顔だったヤツは、大人になっても意外と老けないみたいな・・・いや、ちょっと違うか。
ちなみにデューク東郷の声は俳優の舘ひろしさんが担当している。
訃報を聞く前に再放送の第1話は見ていたけど、そういえば毎回ではないとはいえちょっとアダルトなシーンがあるんだった。
2008年当時全話見たかはさすがに覚えていないので、今期この再放送の「ゴルゴ13」は見ようと思う。

 

さいとう・たかを先生のご冥福を心よりお祈りいたします。