ながしながされ

ナガ氏が、釣り、自転車、料理、アウトドアグッズなどを紹介したりしなかったり

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買ってしまったけどという話

前回の記事でいろいろなものを一気に買ったこと書いた。

nagask-441.hatenablog.comその中で一番高額だったのは掃除機。
これはアイリスの「SBD-200P-W」という製品。

アイリスでは、吉沢亮さんが「daspo」という名前でCMをしている「SCD-S1P」というサイクロン式のコードレススティック掃除機を推しているようだけど、わたしが買ったのは紙パック式。
これを買ったのはこれまで使っていた掃除機が壊れたから。

それで今回は新しいほうではなく、壊れたほうの掃除機の話。
壊れたほうの掃除機は、松下電器産業の「MC-P800WX」。

2008年あたりの製品ということで、「Panasonic」ではなく、まだ「National」ブランドだったのね。

どこが壊れたかというと、黄緑の矢印で示すまでもなく、ホースのこの部分が切れてしまった。

とりあえずガムテープで補修をして少しの間使っていたけど、使い心地も見た目もよろしくなかった。

この掃除機については、以前、子ホースの部分が壊れて、この部分だけを購入したことがあった。

たしか2000円くらいだったと思う。

それで、今回もホースだけを買うことができるのか調べたら、松下電器産業のホースの交換部品は市場価格がおおむね5000円くらいなんだけど、この製品についてはさすがに古いので在庫がほぼ無く、在庫があったとしても約2万円という超プレミアム価格での販売しているところくらいしかなかった。
2万円払うならば、2万円で新しいのを買った方がいいと思い、買ったのが上のアイリスの製品。

ホースの部分は電線が入っているので、直すことができないものと思って、新しいのを買ってしまったけど、ネットで調べると直している人もいる。
それなら、わたしも直してみるかなと。

まずは3つ上の写真で水色の矢印で示したカバーを外す。
このカバーはネジが2ヶ所と矢印で示した爪が3ヶ所あるので、爪を折らないように外す。

カバーを外すとこんな感じの白いテープが巻かれている。

テープをはがすとこんな感じで3本の電線がはんだで結線されている。
スイッチ側からは、黄、白、灰の電線が出ている。

電線をカットし、ホースを外して切れた部分までをうまいこと切って、こんな感じで電線の被覆をはがす。

3本の電線は、黒、灰、白の3色だったけど、ホースを切った位置でこの順番が変わるので、順番で覚えずに、事前にホース側の黒、灰、白の電線が、スイッチ側の黄、白、灰の電線のどれと結線されているのかを絶対に間違えないようにする必要がある。
わたしの掃除機では、白→黒、灰→灰、黄→白という組み合わせだった。

3本の電線をはんだで結線して、念のため結線部分を絶縁テープで巻いておいた。

はんだは以前自作釣り具の記事でおもりに使用したもの。

nagask-441.hatenablog.com絶縁テープは自転車屋さんで買ったもの。
自転車屋さんで貼った後時間が経ってもあまりベタベタしない優れものということで売られていた絶縁テープなんだけど、電気業界では常識的に使われているもの。
わたしが電気業界人かというと微妙ではあるけど、その自転車屋さんで買う前から知っていて、実際に使ったこともあった。
自転車のバーテープを巻く際のケーブル固定やバーテープの巻き終わりにも使ったけど、今回は絶縁テープ本来の使い方で使った。

それでもとに戻して修理完了。


簡単にもとに戻したように書いてしまったけど、カバーは取り付けの位置と向きが決まっていたり、電線がカバーの中にうまいこと収まらず咬みこんでしまいそうになったりで、ちょっと時間がかかって、めんどくさかった。
修理後はホースが何cmか短くなったくらいで普通に使うことはできている。

訪れる人もたいしていないこのブログを見て直そうと思う人などいないと思うけど、万が一にも同じことをしようと思う人がいた場合、漏電やショートによる火災の恐れもあるので、そこは自己責任ということで。
メーカーの修理を受けることができなくなるかもしれないので、補修品があれば買った方がいいとは思う。

とりあえず、けっこうちゃんと直ってしまったので、新しいのは買わなくても良かったかも。
新しいのもそれなりには使い道はありそうだから、まぁいいか。
新しいほうの紹介はもう少し使ってみてから記事にしようかな。