年明けして一月ももう中旬に入ったけど、あまりブログネタがないや。
ということで、年明け三連続の料理ネタ。
「ブラック」というと一般的には闇とかダークとかをイメージさせて、ブラック企業、ブラック校則、ブラックリストなど、良くない印象を与える言葉も多い。
とはいえ、食品に限ってはそれほど悪い印象はないように思う。
ブラックコーヒーやブラックサンダーのように「ブラック」という言葉を普通に使っている食べ物がある。
また、黒い食べ物は健康に良いという説も聞いたことがある。
黒豆、黒ゴマ、ひじきなど。
さて、アラフィフのおっさんというか、リアルタイムの連載だともうちょっと上の世代にはなるけど、わたしが若かりし頃、ビッグ錠先生の「包丁人味平」というトンデモ料理漫画があった。
「包丁人味平」というと、料理漫画の草分けといった評価もある一方で、そのトンデモっぷりは令和の現在においては受け入れらないものも多く、仮に今改めて読んだとしても、ありえへんやろそれってなることは想像できる。
改めて読む機会も、あえて新たに購入することもないだろうけどね。
そんな「包丁人味平」で登場したトンデモ料理のひとつが「ブラックカレー」。
これは主人公の塩見味平が作ったものではなく、「カレー戦争編」のライバルである鼻田香作が作ったもの。
Wikipediaで「包丁人味平」を確認すると、鼻田香作の説明は塩見味平よりも文字数が圧倒的に多く、ネット上に鼻田香作ファンのおっさんがいるのではと思う。
その鼻田香作が作った「ブラックカレー」は麻薬に近い成分が含まれていて、食べた人は中毒的に繰り返し食べたくなってしまうというヤバイやつで、最終的に鼻田香作自身が麻薬中毒的な廃人となり、自分のことを神だみたいなことを言い出して、救急車で運ばれていくという結末を迎える。
そんな「ブラックカレー」が今販売されている。
まごうことなき「ブラックカレー」ですね。
「ブラックカレー」の文字を見て、「鼻田香作」を思い浮かべた人がわたし以外にも絶対にいると思う。
当然、麻薬的な成分は含まれていない・・・はず。
パッケージは捨ててしまったけど、これはわたしがレトルトカレーの中では絶対的に信頼しているハウスのプロクオリティカレーのシリーズですね。
ライスにかけるとこんな感じ。
ほかのプロクオリティカレーと同じく、具は見当たらない。
この日は豚肉とナスの炒め物をトッピングしてこんな感じ。
味はほかのプロクオリティカレーの辛口や大辛と比較すると、ニンニクの味が強めで焦がしたような香ばしい風味がある。
辛さは辛口よりも甘めなので中辛くらいか。
いま、ハウスのHPを見たら、大辛のラインナップは消えていた。
最近見かけないとは思っていたけど、一番好みの味だったので残念。
黒いカレーということでは、わたしが若かりし頃、ハウスから「赤カリー」、「黒カリー」っていうレトルトカレーが販売されていた。
当時トレンディドラマのイケメン枠で大人気だった三上博史さんがCMをやっていたのをうっすら覚えている。